《集水井事業》
地表からでは排出できないすべり面付近の地下水を排除し、地すべりを防止します。深い立坑を掘って、集水ボーリング孔によって集水し、排水ボーリング孔によって排水する工法です。
井戸掘削~排水ボーリング~集水ボーリング~完成
集水井を設置するため、索道や工事のために伐木、伐採を行います。
施工場所を整地して、集水井の設置位置を確定します。
場所が確定したら、まずは坑口を固定します。
基本的には深礎工法と同じ要領で掘り下げていきます。(A工法)
LMCやミニバックフォーで掘削を進めていきます。
昇降用タラップを設置します。
底盤コンクリートを打設します。ここまでが弊社施工になります。
ボーリングマシンにより穴を掘り(削孔といいます)、下部の集水井戸に連結します。径100mmの鉄管を挿入します。
ボーリング作業終了時。
排水管を挿入します。
排水管を吐口まで連結します。
集水用に、扇状に削孔し、塩ビ管を挿入します。
集水ボーリングの挿入完了時です。
完成。
*一部写真など、許可を得て関東森林管理局HPより引用しています。
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